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Table Soccer World |
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〈日本 foosball 事情 -テーブル今昔-
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本来のFoosballテーブルが開発された理由は、サッカー選手がオフシーズン中や故障中にハンドアイコーディナーション(目で確認して手で操作を瞬時にこなす脳の訓練)や勝負感や気分転換をするために開発されたといわれている。
ヨーロッパではサッカーチームのクラブハウスには必ず設置され、イタリアやフランスではナショナルチームも存在し、国が全面的にバックアップしている正式なスポーツとなっている。
特筆すべきは、ハイテク産業の企業からの最近の引き合いである。
プレイステーションやX-boxなどのゲーム開発に携わるクリエイターや、コンピュータープログラマーなどは、デジタルゲームでは脳は休まらず、foosballのもっている深い読みと、ボールを進めるためのスピード、パワー、フェイント、勝負感、組み立てなどのフィジカルな部分を兼ね備えたこのゲームがお気に入りだ。新たなアドレナリンを排出され、脳の活性化や得点時の爽快感が、ストレスを一気に解消するという大きな役割を果たしているという。
さて、Foosballテーブルと言っても実に様々なスタイルがある。
1980年から1996年にかけて、プレーしていたテーブルは、トーナメントサッカー社のミリオンダラテーブルが主流で、一部台湾製のレプリカが出回っていた。
このスタイルが日本の主流だったので、関東も関西も同じテーブルで競い合うことができ、遠征や往き来ししながらお互いに直接的な対戦も可能だったのだ。
ミリオンダラテーブルの特徴を述べておこう。
人形はプラスチック製でボルトとナットで鋼鉄のバーに固定され、顔は野球帽をかぶっている。人形の数は11体。その分フィールドの角にはとどかないため、三角上のスロープが施されている。グリップはプラスチック製で黒くどちらかというと汗でよくすべるので、トッププレーヤーはグローブをするのが主流であった。ボールは白く軽めで、ボールコントロールはしやすいが、主にピンの状態(ボールを人形の足で床との間に挟む行為)で左右にドリブルして、ショットにつなげる、いわゆるピンショットが主流に使われていた(とくにバックピン)。また、熟練プレーヤーになると、後衛からのバンクショットが面白いようにコントロールでき、後ろからの攻撃力がかなり高い傾向のテーブルでもあった。
このころはアメリカでもfoosball全盛期で、当時トップ俳優であったリーフ ・ギャレット主演(我々の世代のアイドル的存在)の「long
shot」というfoosballの映画さえ制作されるほどの盛り上がりを見せ、豊富な優勝賞金や優勝商品で多くのプレーヤーが競った時代である。
優勝商品はポルシェターガや世界一周旅行など、今では考えられないような規模であった。現在活躍しているロートルグループは、このころの残党で35才以上のプレーヤーが多いのはそのせいかもしれない。
残念ながら現在アメリカでは、ミリオンダラテーブルでの大会は開催されることはなくなり、トルネードというテーブルが主流となっている。
トルネードテーブルは、今までfoosballで問題になっていたあらゆる角度の改善を試みて出来たテーブルで、非常に完成度が高くなっている。人形の精度、ボールの精度、テーブルの精度などが追求され、より正確にプレイヤーの動きを伝え、テーブルを安定させるために重量も160キロと非常に重く、また高価なものになっている。
フェバリットのSG-S001 テーブルサッカーゲームは、精度もそこそこであり、かつリーズナブルであると言えるだろう。重量も68.5kgとハードショットにも耐えられる。トルネードが業務用に使われているのが多いことに対して、家庭で気軽に楽しんでいただくことができるテーブルである。
いずれにしても、このfoosball=table soccerは、どのテーブルをとっても基本は変わらない。
世界数多くあるどんなテーブルもバーは4本対4本の計8本、人形は3(1)-2-3-5-5-3-2-(1)3で統一されている。よって多少の細かいテーブルの性格(ニュアンス)の違いはあるが使えるテクニックはほぼ同じである。
現在、世界最強のベルギーのプレーヤーは、世界有数のテーブルで優勝を重ねて、「テーブルが理由で負けた」という今までの言い訳ができない状況を作り出している。
つまりどのテーブルでも練習は可能で、スキルアップは出来、応用が利くということである。
Japan Foosball Club
代表 植野 穰
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