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vol.14 世界 foosball 事情 
vol.15 世界 foosball 事情 -世界における日本のレベル-
vol.16 テーブルサッカーの生涯スポーツとしての可能性
〈テーブルサッカーの生涯スポーツとしての可能性 〉

 私自身1976年に初めてテーブルサッカーに触れる機会があり、以来28年間(途中ブランクは若干あるものの)様々なカタチでプレーしてきたのはなぜか……?
 生涯楽しむことの出来るスポーツとしての可能性を示唆しながら、今回はそのテーブルサッカーの魅力について分析してみたい。

 まず一番に上げられるのは、ボールをゴールにたたき込んだときの爽快感であろう。
この爽快感は、相手をかいくぐって得点する苦労もそうだが、得点したときのバコーンという音も欠かせない魅力である。仕事でイライラしたときのビールと、この爽快な得点は、いやなことを一気に忘れさせてくれ、子供の時に戻ったような集中力で楽しむことが出来るのである。ゴールに得点するのは、勿論、運ではなくテクニックのひとつだ。他にも上達すれば体感できる快感もあるが、一番派手なテクニックであることは間違いない。

 次になんといっても自由自在に扱えるテクニックが数多くあり、基本を忠実に練習しなければ、簡単にまねを出来ない所も魅力になる。逆に言えば地道に練習すればそのテクニックは身に付き、ゲーム中でも披露することが出来る。初めてそれを見るプレーヤーは、新しいテクニックを絶賛することになる。スポーツの共通した魅力であるかっこよさや、他の人にはまねできないテクニックの存在も大きな要素になっている。

 インドアスポーツの、ビリヤード、ダーツ、ボーリングなどは、基本的にプレーヤー同士が、同時にプレーする状況はなく、常に自分との戦いがメインだが、テーブルサッカーは同時に2人ないし4人で常にゲームを共有し、進行していく。又、同時に戦うために、相手との速さを競い、パワーを競い合ったりする事で、対戦相手の技量を、肌を通じて感じることが出来るスポーツである。その瞬間のボールやロッドの動き、対戦相手の顔色、スタンス、などを瞬時に読みとり、次の技へと結びつける醍醐味がここにある。

 最後に最も楽しいこと、それはテーブルサッカーを通じて世界各国のあらゆる人種の人とすぐに友達になれることである。以前にも述べたが、テーブルサッカーをプレーする、もしくは所有する国は130ヶ国以上といわれている。つまりどの国に行っても、必ず同じ魅力に取り付かれた人間がそこにいて、常に新しい衝撃を求めて、新しいプレーヤーを捜しているのだ。実際に私の従兄弟(大伴秀郎)は毎回海外出張に行くたびにテーブルサッカーを探し、彼にとってビジネスの上で重要な関係であるマレーシアとのきっかけを作ったのもこういったテーブルサッカーバカの出会いからなのだ。 中国、香港、台湾、マレーシア、シンガポール、グアム、ベトナム、モルジブ、ハワイ、ドイツ、イタリア、イギリス、スペイン、ポルトガル、スイス、オーストリア、メキシコ、カナダ、などなど……言葉も通じないが、テーブルサッカーをすればすぐに性格や感情表現が素直に出て、意気投合する! これ最高の喜び。

 断言するが、私は間違いなく80ー90歳になってもプレーし続けているだろう。勿論、これからも多くの人々と出会い、新たな衝撃を味わうために、対戦したいと思っている。そのことによって老化のスピードも衰えているはずなのだが……。

<終>


Japan Foosball Club
代表 植野 穰

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