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 Table Soccer World

vol.1 A BOY MET THE FOOSBALL
vol.2 第2の壁 TOURNAMENT PLAY STYLE
vol.3 FOOSBALL SWEET & BITTER
vol.4 アメリカ国立公園巡り1 -I'm a Pull shot fooser-
vol.5 アメリカ国立公園巡り2 -Push Shot VS Pull Shot-
vol.6 日本 foosball 事情 -横浜編-
vol.7 日本 foosball 事情 -六本木編1-
vol.8 日本 foosball 事情 -六本木編2-
vol.9 日本 foosball 事情 -六本木編3-
vol.10 日本 foosball 事情 -六本木編4-
vol.11 日本 foosball 事情 -テーブル今昔-
vol.12 日本 foosball 事情 -西東京の聖地-
vol.13 日本 foosball 事情 -東北仙台の聖地-
vol.14 世界 foosball 事情 
vol.15 世界 foosball 事情 -世界における日本のレベル-
vol.16 テーブルサッカーの生涯スポーツとしての可能性
〈日本 foosball 事情 -六本木編 1-

 1980〜1983年はfoosballにおける六本木の第一次黄金期といっていいだろう。
 現在では考えられないくらいfoosballが人気の時代だったのた。勿論、この黄金時代の到来には、いくつかの要因が考えられる。

 まず、当然ながら六本木というロケーションである。
若者の街、渋谷・新宿とは雰囲気を異にし、大人がナイトライフを楽しむという文化があり、芸能人や有名人が遊ぶスポットでもあったこと。
 また、近くに広尾・麻布十番・南麻布など外国人高級住宅が連なるする地域があり、アメリカンバーやアイリッシュバーなどの外国人がたまる場所も多かった。このような環境から六本木はアメリカンスクールやブリティッシュスクールなどの若者がよく遊びに来る地域でもあったのである。

 次に、他の都市と比べて六本木のfoosballの特長としては、レベルも高く、比較的ルールも守っているという土壌が考えられる。ショットのスタイルも豊富で、イタリア人、南米系、イラン人、アラブ系はどちらかというと常にボールを止めずに、動体視力や反射神経を使うプレーヤーが多く、サッカーが盛んな国ほどこの傾向が強く感じられた(現在ではこの限りではない)。
 またfoosball先進国のアメリカ人、イギリス人、ドイツ人などはしっかりパスをして、確実にポイントする近代的なスタイルをとっていた。
 当時主流のショットは、今でも最強とされるpull shot や、当時ミリオンダラーテーブルでは最強とされていたback pin shot、ならびにpush shot、横浜で流行っていたpull kick、そして体力とテクニックが最も必要とされていたpush kick shotなどが前衛からのショットで、後衛からのショットはback pin、pull shotと同じ正確さで、bank shotを左右自在にうちわけることが出来るプレーヤーも数人いた。
 ちなみに当時私が得意としていたショットは、フロントからのback pin shotで、距離スピードとも群を抜いていたと自負している。
 また同じポジションからリバース、更にそのリバースへのpull kickなどへの移行は変幻自在であった。更に、バックからは同じくback pin からのpull shotを軸に、バンクショットを左右うちわけができ、最も攻撃型のプレーヤのひとりであった。山崎良平氏とペアーを組んで、7〜8タイトルを獲得していた。

 そういう時代…、六本木の「foosballの3大聖地」といわれていたお店が存在した。
フライデー(Thanks God It's Friday)、ヘンリーアフリカ(Henry Africa)、ピップス(Pips)である。
残念ながらどのお店も現在は存在しないが、第一次黄金期には繁栄を極め、集まった人々は盛んにfoosballをプレイしていた。
 次回は、六本木の「foosballの三大聖地」の記憶を辿ってみることにする。


vol.8 [日本 foosball 事情 -六本木編2-]へ

Japan Foosball Club
代表 植野 穰

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