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Table Soccer World |
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〈日本 foosball 事情 -六本木編 2-
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1980年〜1983年の六本木には「foosballの三大聖地」といわれたお店が存在していた。
フライデー(Thanks God It's Friday)、ピップス(Pips)、ヘンリーアフリカ(Henry Africa)である。
フライデー(Thanks God It's Friday)は六本木交差点から東京タワー方面に歩くこと3〜4分、左に曲がると六本木墓地へ向かう交差点前の右角に位置していたこのお店は、フードありドリンクありで、今でいうとレストランバーといった雰囲気であり、間違いなく最もfoosbalが盛り上がっていた店である。
いつ行っても必ず何人かのfooserがいて、ゲームをすぐに開始できる状況か、すでに盛り上がっている状況で、毎晩のように外国人でごった返していた。
六本木の常連=東京のトッププレーヤーは、山崎良平、那須俊一、飯森、山形、市原、スージー、マイク、コンラッド、ミモ、スタン、デイブ中林、ジュミ、ハルコ、アヤコ、スミコ、ラモス(元ヴェルディ)……私が覚えているプレーヤーは、名をあげればキラ星のごとくである。
人種も日本人、アメリカンスクール関連のアメリカ人、駐在組の外国人、イタリア人、イラン人、カナダ人、ブラジル人など、いわゆるメルティングポット状態で、共通の言語は英語であった。
フライデーのハウスルール(当時の六本木の主流なルール)は、チャレンジャーが常にゲーム代を払う。1ゲームは、200円。
だから賑わう時には、テーブルの上に百円玉の山ができることになる。また強ければ何ゲームでもただで出来るので、皆、真剣な雰囲気の中、ゲームや会話を楽しんでいた。
アメリカ同様、勝てば尊敬され、当然の事ながら、モテもした。 また、当時の六本木は東京のどこよりも外国人の訪問率が高く、かなりのテクニックを持つプレーヤーが集まってきていたことも確かである。
次にピップス(Pip's) 。
ここはフライデーとは若干、趣も違っていた。店は、地下にありライブの演奏も行われる比較的大きなお店だ。海外のロックアーチストやプロレスラーもよく訪れていて、遊んでいる姿を目撃したものだ。ロードウォリアーズ、テリーゴディー、スタンハンセン、ブルーザブロディーなどのプロレスラーを見かけた記憶がある。
foosball tableは2台設置されていた。 独自のランキングを設けて、アメリカンスクール(西町、セントメリーズ、ASJなど)の若者中心に、いつも夜が更けるほどに盛り上がり、ケンカや事件も結構あった「曰く付き」のお店でもある。
最後にヘンリーアフリカ(Henry Africa)。
このお店は、フライデーの隣のビルの2階ということもあり、相乗効果で盛り上がっていた場所でもある。六本木の知る人は知るという墓地の横で、外人が多くたむろするこの場所は、常に犯罪の臭いがつきまとい、警官とのいざこざや、地元のあちらの方などの活躍の場でもあり、危険とは裏腹にかわいい娘達もあつまる不思議な地域だった。
どちらかというと「pips」はティーンエイジャーからヤングアダルト、「Thanks God It's Friday」はヤングアダルトからアダルト、Henry
Africaはどちらかというとフライデーよりは、アメリカンパブ的で気軽に入って、そのまま抜けていく人もいるようなお店である。
ちなみに、ヘンリーアフリカは”ぺこちゃん”で有名なフジヤのオーナー筋のお店であり、店は、常に満員状態。しかも80%が外国人であり、店員のSammy
(現在横浜元町でバーを経営している)という黒人が陽気にHey! Joe! といつも向かえ入れてくれる陽気なお店で、他にAlexという黒人バーテンダーや、そうちゃんというミャンマーのお兄ちゃんもいて、その当時は毎週末ここに来るのがおきまりのコースであった。
foosballの一番の聖地だったフライデーが閉店すると同時に、ヘンリーが成り代わって一番の聖地となった。
第一次黄金期が終結を向かえ、フライデーが閉店したあとしばらくして、1990〜1997年くらいが第二次黄金期である。このころfoosballに非常に情熱を傾けて頑張っていた、カナダ生まれの日本人スタン・トダの存在はその黄金期を支える源となった。
彼は衰退しているfoosballに活性化させるため、数多くのfoosballを設置してメンテナンスをし、さらに、大会を開催してトロフィーや盾を作って、fooserのモーチベーションを高めていったのである……。
Japan Foosball Club
代表 植野 穰
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